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高齢者向け: 老後の住まいと介護リフォームのポイント

こんにちは。いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

老後の住まいは、ただ快適なだけでなく、安全性も重要です。特に浴室やトイレ、キッチンなどの水回りは、高齢者にとって転倒やヒートショックのリスクが高く、介護が必要な場面では生活の質に大きく影響します。

この記事では、倉敷市で水回りのリフォームや介護リフォームを検討している方に向けて、ユニバーサルデザインの考え方や手すり設置、段差解消、ヒートショック対策など、失敗しないリフォームのポイントを詳しく解説します。

この記事を読むと、以下のことが分かります。

 ・高齢者向け住宅リフォームで押さえておくべき安全対策

 ・手すり設置や段差解消の具体的な方法

 ・ヒートショックや転倒リスクを減らす設備選びと施工ポイント

 ・倉敷市の実際の施工事例から学べる注意点

水回りの工事を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!

1.高齢者向け住宅リフォームの重要性

①老後の住まいで注意すべきポイント

 高齢者が生活する住宅では、転倒や事故のリスクが特に高い場所があります。厚生労働省の調査によると、住宅内での高齢者転倒事故の約60%は浴室、トイレ、廊下で発生しています。倉敷市でも同様の傾向があり、特に冬場はヒートショックによる事故が増えます。

高齢者向けリフォームでは、以下のポイントを押さえることが重要です。

 ・ユニバーサルデザインの採用:誰もが使いやすい設計

 ・手すりの設置:浴室・トイレ・廊下に適切な高さで配置

 ・段差解消:廊下や居室、玄関の段差をなくす

 ・ヒートショック対策:温度差を減らす暖房設備の設置

2.ユニバーサルデザインとは

ユニバーサルデザインとは、年齢や障がいの有無に関係なく、誰もが安全・快適に使える住宅設計のことです。例えば、浴室であれば滑りにくい床材、広めの出入口、手すりの多段設置が該当します。

倉敷市のリフォーム事例では、80代のご夫婦宅にユニバーサルデザインを導入し、浴室の入り口幅を65cmから80cmに拡張、段差を2cm未満に抑えることで車椅子の移動も可能になりました。

2.手すり設置のポイント

  ①手すりの高さと太さ

手すりは転倒防止の要です。高さは75cm前後、直径は3.2cm程度が握りやすいとされています。

浴室内での手すりは、浴槽の横、シャワー前、出入口の3箇所設置が理想です。

倉敷市の施工事例では、浴槽横に手すりを設置したことで、入浴時の転倒事故がゼロになった家庭があります。反対に設置高さを間違えると、握りにくく転倒リスクが逆に増加する事例もありました。

  ②トイレや廊下での手すり設置

トイレでは便座横にL字型手すりを設置することで立ち上がりが容易になります。廊下では壁に沿った連続手すりが推奨です。

手すり設置の際は、下地にしっかり固定することが大切で、倉敷市内の住宅で固定が不十分だった例では、数年でネジが緩み、再施工が必要になったケースもあります。

3.段差解消の具体的な方法

  ①住宅内の段差リスク

段差は高齢者転倒の大きな原因です。一般的に2cm未満の段差はそのままでも安全、3cm以上はスロープ設置が望ましいとされています。

玄関、廊下、居室、浴室の出入口で段差があると、特に歩行が不安定な方や車椅子利用者にとって危険です。倉敷市の住宅事例では、玄関に5cmの段差があり、スロープを設置することで安全性が大幅に向上しました。

  ②段差解消の施工例

 ・玄関:スロープ角度を8°に抑え、滑り止めマットを併用

 ・浴室入口:2cmの段差を撤去し、フラットに施工

 ・廊下:床材を調整し、車椅子通行可能に

施工前後の移動時間を計測したところ、約30秒短縮され、日常生活の負担が軽減されました。

4.ヒートショック対策

  ①ヒートショックとは

ヒートショックは、急激な温度差によって血圧が変動し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる現象です。特に浴室や脱衣所で発生しやすく、冬場は室温差が20℃以上になることもあります。

倉敷市の事例では、浴室・脱衣所の温度差が15℃以上ある住宅で入浴中に転倒事故が発生したケースがあり、暖房設備導入で改善しました。

  ②ヒートショック対策の具体策

 ・浴室暖房の設置(推奨温度:24℃以上)

 ・脱衣所暖房の導入

 ・浴室・居室のドア開閉で温度を一定に保つ

 ・浴槽内温度を40℃前後に設定

倉敷市の施工事例では、浴室暖房を設置した家庭で、冬場の血圧変動が軽減され、安全に入浴できるようになりました。

5.高齢者向け介護リフォームの失敗例

  ①手すりの誤設置

高さや場所を間違えると握りにくく、転倒リスクが増加します。特に浴室内で手すりを設置していないと、滑落事故の危険性があります。

  ②段差解消の不完全

段差スロープが急すぎると、逆に転倒のリスクが増します。廊下や玄関、居室の段差を正しく測定して設計することが重要です。

  ③ヒートショック対策不足

脱衣所暖房や浴室暖房の出力が不足すると、温度差が解消されず危険です。倉敷市の事例では、暖房出力が不足していたため追加設置が必要になった家庭があります。

6.施工事例で学ぶポイント

  ①倉敷市の浴室リフォーム事例

 ・80代夫妻宅で浴室の段差を撤去、手すりを3箇所設置

 ・浴室暖房設置でヒートショック対策

 ・結果:入浴時の転倒ゼロ、入浴時間の短縮

  ②トイレリフォーム事例

 ・便座横にL字型手すりを設置

 ・床の段差をフラットに変更

 ・結果:立ち上がりが容易になり、介護者の負担も軽減

  ③キッチン工事事例

 ・高さ調整可能な作業台を設置

 ・キャビネットをスライド式に変更

 ・結果:腰への負担軽減、調理動作が効率化

まとめ

高齢者向け住宅の水回りリフォームでは、手すり設置、段差解消、ヒートショック対策、ユニバーサルデザインが重要です。倉敷市の施工事例でも、これらを適切に施工することで転倒事故や生活動作の負担を大幅に軽減できます。

リフォーム前に正しい測定や設計を行い、専門業者と相談することが後悔しないリフォームの秘訣です。

倉敷市でお住まいの方で水回りの工事をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!

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