リフォームしたのに結露が…? よくある失敗例と後悔しないための予防策
こんにちは。いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
リフォームを行ったのに結露が発生してしまった経験はありませんか。せっかくお風呂やキッチン、トイレを新しくしたのに、壁や窓に水滴がつき、カビや腐食の原因になってしまうのは非常に残念です。
この記事では、結露が発生する原因やよくある失敗例、そして後悔しないための予防策について詳しく解説します。読んでいただくと、どの場所で結露が発生しやすいのか、どのリフォーム方法が有効か、そして日常生活でどのような工夫をすれば良いのかが分かります。
水回りリフォームや断熱リフォームを検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください。

結露が起こる原因とは
●湿気と換気不足
結露は、空気中の水蒸気が冷たい表面に触れることで水滴として現れる現象です。特に浴室やキッチン、トイレなど水回りは、日常生活で発生する湿気が多く、換気不足が原因で結露が発生しやすくなります。
例えば、岡山県倉敷市の一般的な一戸建て住宅では、冬場に浴室乾燥機を使用せずに換気扇も回さない場合、湿度は70%以上に達することがあります。この状態で窓や壁に触れると、あっという間に結露が発生します。
さらに、浴室や洗面所の換気扇は1時間あたりの排気能力が50~100立方メートル程度ですが、使用方法が不十分だと効果が半減します。換気不足は結露の最大の原因の一つです。
●断熱の問題
結露は断熱性能の低い箇所で特に発生します。窓や壁、天井の断熱材が十分でない場合、室内の暖かい空気が冷たい表面に触れ、結露が生じやすくなります。
私が以前、倉敷市内でお客様の浴室リフォーム工事を担当した際、壁の断熱を施工していなかった住宅では、冬場の窓枠や浴槽周囲に水滴が多量に発生しました。施工前は新品のユニットバスでも結露が発生していたため、断熱材追加と二重窓の設置で結露を大幅に減らすことができました。
断熱の問題は目に見えにくいですが、リフォーム時に必ず確認するべきポイントです。
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よくあるリフォーム失敗例
●浴室の結露とカビ
浴室リフォームでよくある失敗は、換気不足と断熱不足を放置したままユニットバスを入れ替えることです。
私が担当した倉敷市の事例では、タイル張りの浴室をユニットバスに交換しましたが、換気扇の能力不足と窓ガラスの断熱性能が低かったため、冬場は壁と天井に結露が発生しました。その結果、天井クロスにカビが発生し、施工後1年で再塗装が必要になったケースがあります。
このように、浴室は特に結露が発生しやすく、リフォーム後の換気と断熱対策を怠ると再施工のリスクが高まります。
●トイレや洗面所の結露
トイレや洗面所も、結露が発生する代表的な水回りです。特にトイレは冬場に便座の温度差や冷たい窓の影響で結露が起こります。
倉敷市のある住宅では、トイレリフォーム時に窓を交換せずに施工したところ、朝方の窓や壁に結露が発生しました。湿気が壁紙や床材に染み込み、カビ臭や変色の原因になりました。
水回りの小さな空間でも結露は無視できず、施工時に断熱窓や換気設備を適切に選ぶことが重要です。
●キッチンの結露
キッチンは調理時の蒸気で湿度が高くなり、特に窓や壁の断熱性能が低いと結露が発生します。
倉敷市内で施工した事例では、対面キッチンの壁に冷蔵庫を置いていたため、背面の壁が冷え、調理時に発生した水蒸気が結露していました。結果として壁紙の変色やクロスの膨れが見られました。
キッチン工事では、換気扇の風量や窓の断熱性、壁材の吸湿性能まで考慮することが、長期的に快適な水回りを維持するポイントです。
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後悔しないための予防策
●換気設備の改善
結露予防の基本は換気です。浴室や洗面所、トイレでは1時間あたり50~100立方メートルの排気能力がある換気扇を使用し、入浴や調理後は最低15分以上換気を行いましょう。
倉敷市の住宅で私が行った事例では、浴室換気扇を24時間換気に変更するだけで、冬場の湿度を60%以下に保つことができ、結露の発生が大幅に減りました。
換気は機器だけでなく、窓を少し開ける、ドアを閉めないなどの生活習慣も結露防止に効果的です。
●断熱・窓の見直し
断熱性の高い窓や壁材を採用することも重要です。二重窓やLow-Eガラス、断熱材入りの壁材を用いると室内と外気の温度差が小さくなり、結露が発生しにくくなります。
倉敷市のあるお客様宅では、浴室窓を二重窓に交換したところ、冬場の窓結露がほぼゼロになり、壁や天井にカビが発生しなくなりました。
断熱工事は費用がかかりますが、将来的なクロスの貼り替えやカビ除去コストを考えると非常にコストパフォーマンスが高いです。
●日常のお手入れと湿度管理
結露予防には日常のお手入れも欠かせません。水滴をタオルで拭き取る、風通しを確保する、加湿器の使用量を調整するなどが効果的です。
例えば、倉敷市内で浴室リフォームを行った住宅では、入浴後に浴室ドアを少し開けて換気扇を15分回すだけで、壁や天井の水滴がほとんど残らなくなりました。また、トイレや洗面所では窓を少し開けて自然換気を取り入れることが有効です。
加湿器を使う場合は、設定湿度を50~60%に抑えることが重要です。湿度が高すぎると、室内全体が結露しやすくなるためです。さらに、家具や冷蔵庫の配置にも注意してください。冷えた壁の近くに家具があると、その周囲に結露が発生することがあります。
日常の簡単な習慣と設備の見直しだけでも、結露の発生頻度は大幅に減らせます。リフォーム後の快適な水回り環境を維持するためには、施工と同じくらい日々の管理が大切です。

倉敷市の住宅事例
倉敷市内で浴室リフォームを行った住宅では、リフォーム後の換気不足が原因で結露が発生していました。
施工後に換気扇の能力を見直し、壁に断熱パネルを追加、入浴後の換気習慣を徹底することで、結露はほぼ解消されました。
また、トイレやキッチンでも換気設備と日常の管理を組み合わせることで、壁紙の剥がれや建材の劣化を防止することができました。
これらの事例から分かるように、リフォーム後の結露対策は施工だけでなく、生活習慣の見直しも含めて考えることが重要です。
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まとめ
リフォーム後の結露は、換気不足や断熱性能の低さ、日常の湿度管理不足が主な原因です。浴室やトイレ、キッチンなどの水回りは特に湿気が多いため、施工時に換気設備や断熱材の見直しを行うことが非常に重要です。
よくある失敗例として、浴室のユニットバス交換後に換気や断熱対策を怠った結果、天井や壁にカビが発生したケースがあります。また、トイレや洗面所、キッチンでも同様に結露が発生し、壁紙や床材の劣化、クロスの貼り替えなどの追加費用が発生することがあります。
結露を防ぐためには、施工時の換気設備の改善、断熱材や窓の見直し、日常の湿度管理と水滴の拭き取りなどの習慣化が効果的です。倉敷市の住宅事例でも、これらの対策を取り入れることで結露の発生が大幅に減少し、リフォーム後の水回りが長持ちすることが確認されています。
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