【倉敷の防災・減災リフォーム】大雨・台風に強い水回り設備とは?停電・断水時に役立つ最新トイレ&給湯器

| この記事の要点(30秒でわかるまとめ) 倉敷市は2018年の西日本豪雨で真備地区が大きな被害を受けた、水害と隣り合わせのまちです。避難の備えと同じくらい「停電・断水になっても暮らせる水回り」の備えが大切です。停電でトイレが流せないときは、バケツ1杯(6〜8L)の水を便器の中心めがけて一気に流すのが基本。少しずつ流すと詰まりの原因になります。エコキュートは、いざというとき「家族4人で3〜4日分の生活用水」を蓄えた巨大な水タンクとして活躍します。太陽光発電+蓄電池を組み合わせれば、停電しても電気を使い続けられ、水回り設備も動かせます。倉敷市の水回り防災・浸水対策リフォームは、地域を知るひだかや株式会社にご相談ください。 |
「うちは大丈夫」が一番あぶない ― 倉敷と水害の関係
2018年(平成30年)7月の西日本豪雨を、倉敷市にお住まいの方なら忘れることはできないでしょう。真備町では小田川とその支流の堤防が決壊し、まちの約4分の1が水につかり、50人以上もの尊い命が失われました。浸水した範囲は、実は倉敷市が事前に配っていたハザードマップの想定とほぼ重なっていたことも、後に大きな教訓として語られています。
倉敷市は、高梁川・小田川をはじめとする川と海に囲まれた、水の恵み豊かなまちです。その一方で、大雨や台風のときには水害のリスクと向き合わなければならない地域でもあります。
災害への備えというと、多くの方が「避難場所の確認」「家の耐震」「食料・水の備蓄」を思い浮かべます。もちろんどれも大切です。しかし、意外と後回しにされがちで、そして被災された方が「一番困った」と口をそろえるのが――トイレとお湯、つまり「水回り」の問題なのです。
この記事では、倉敷市で水害・停電・断水に強い住まいをつくるための「水回りの防災・減災リフォーム」について、停電時のトイレの流し方から、浸水に強い最新トイレ・給湯器の選び方まで、専門用語をかみくだいてご紹介します。

なぜ倉敷市で「水回りの防災」が必要なのか
災害でまっ先に止まるのは「電気」と「水」
大雨や台風、地震が起きると、多くの場合まっ先に止まるのが電気(停電)と水道(断水)です。この2つが止まった瞬間、家の中は次のような状態になります。
- トイレが流せない
- お風呂・シャワーが使えない
- お湯が出ない
- 手も洗えない
食べ物や飲み水は数日分を備蓄している家庭も増えました。ところが「出したもの」をどうするか――つまりトイレは、備えている家庭がまだまだ少ないのが実情です。
「トイレを我慢する」ことが命に関わる

災害時の健康を守るうえで、専門家が「TKB(トイレ・キッチン・ベッド)」という言葉で、なかでもトイレを最優先に挙げているのをご存じでしょうか。トイレが使えないと、人は水分をとるのを控えてしまいます。すると脱水症状や、血がかたまりやすくなる「エコノミークラス症候群」など、命に関わる体調不良につながってしまうのです。
だからこそ、倉敷市で災害に備えるなら、「逃げる備え」と同時に、「電気や水が止まっても、家で最低限の暮らしを続けられる備え」を考えておくことが、これからの防災・減災リフォームの新しい常識になっています。
【倉敷版】停電・断水したときのトイレの正しい流し方
「停電したら、倉敷の我が家のトイレはどうやって流せばいいの?」――これは、いざというときに必ず知っておきたい知識です。トイレのタイプによって対処が違うので、順番に見ていきましょう。
まず自宅のトイレが「タンクあり」か「タンクレス」かを確認
トイレは大きく2種類あります。
- タンク式(タンクあり)トイレ:便器の後ろに水をためる箱(タンク)があるタイプ。
- タンクレストイレ:タンクがなく、水道の水をそのまま勢いよく流すスッキリした見た目のタイプ。
タンク式は、タンクの中にたまっている水を使えるので、断水していなければ停電中でもレバーで1回は流せることが多いです。
問題はタンクレストイレ。タンクレスは「電磁弁(でんじべん)」という部品で水をコントロールしています。電磁弁とは、かんたんに言えば「電気が流れているときだけ開く自動ドア」のようなもの。ですから停電すると自動ドアが閉じたまま開かず、リモコンのボタンを押しても水が流れません。
バケツで流す正しい手順(これが基本)
断水していない場合でも、停電でトイレが自動で流せないときは、バケツで水を流すのが確実です。ただし、やり方を間違えると詰まりや逆流の原因になります。正しい手順は次のとおりです。
- 感電を防ぐため、トイレのコンセントを抜く(水がはねても安心なように)。
- 便器のまわりに新聞紙を敷いておくと、はねても掃除がラク。
- バケツ1杯分(6〜8リットル)の水を、便器の水たまりの中心めがけて一気に「ドバッ」と流し込む。
- 「ゴボッ」と音がして汚物が吸い込まれたら、さらに3〜4リットルの水を静かに注ぎ、次に使うための水をためておく。
ポイントは、「一気に」流すこと。少しずつチョロチョロ流すと水の勢い(水圧)が足りず、汚物を押し流せずに詰まってしまいます。
なぜ一気に流すと流れるのか――これはサイホン現象という仕組みのおかげです。ストローでジュースを勢いよく吸い上げるのと同じ原理で、一気に水を入れると、その流れが汚物を「引っぱって」排水管へと運んでくれるのです。
| 注意:排泄物を数回流したら、2〜3回に1度はバケツ2杯分(12〜16L)を流して、排水管の中に汚物がたまらないようにしましょう。お風呂の残り湯や雨水も使えますが、髪の毛などで詰まらないよう注意してください。 |
タンクレストイレは「停電用の流し方」がある機種も
最近のタンクレストイレには、停電用の手動レバーや、乾電池をセットして流せる機種もあります。たとえばTOTOの製品では、本体側面の手動レバーを引く、または電池ボックスに乾電池を入れることで、停電中でも水を流せるタイプがあります。お使いのトイレの取扱説明書で、「停電したときの流し方」を一度確認しておくと安心です。
【倉敷で特に重要】浸水したあとは、いきなり流さない
倉敷市のように浸水リスクのある地域で、特に気をつけていただきたいのがこれです。 大雨で家が浸水したあとは、下水道や排水管そのものが壊れていたり、詰まっていたりする可能性があります。そのまま水を流すと、汚水が逆流してあふれ出す恐れがあります。浸水被害にあったあとは、あわてて流さず、下水道が正常に使えるかを確認してから使いましょう。
簡易トイレの備蓄も忘れずに
断水が長引いたときは、貴重な水をトイレに使うのはもったいない場面も出てきます。そこで役立つのが、袋と凝固剤(水を固める粉)がセットになった「簡易トイレ」。ホームセンターやネットで手に入ります。家族の人数 × 3日分を目安に、ふだんから備えておきましょう。

大雨・台風に強い!倉敷で選びたい最新の水回り設備
ここからは、防災・減災リフォームで導入したい「災害に強い水回り設備」を4つご紹介します。日常の使いやすさと、いざというときの安心感を両立できる設備です。
① 停電に強いトイレを選ぶ
見た目はスッキリしたタンクレス風なのに、いざというときはタンク式のように使える――そんな「いいとこ取り」のトイレがあります。
たとえばTOTOの「レストパル」は、便器の後ろのキャビネット(収納)の中にタンクが隠れている構造。ふだんは予備のトイレットペーパーなどを入れておけ、停電時はキャビネット内のレバーを操作すれば、電気なしでも水を流せます。トイレを新しくするなら、デザインや節水性能だけでなく、「停電したとき、どれだけ簡単に流せるか」という視点で選ぶのが、水害リスクのある倉敷ならではの選び方です。
② エコキュートは「災害時の巨大な貯水タンク」
オール電化のご家庭でおなじみのエコキュート。実はこれ、災害時にとても頼りになる「大きな水タンク」でもあるのです。
エコキュートは、大きな水筒(貯湯タンク)を家の外に置いて、そこにお湯をためておくしくみの給湯器です。このタンクの容量は一般的に370L〜460L。断水しても、このタンクの中の水を非常用の生活用水として取り出せます。
どのくらい心強いかというと――家族4人なら、およそ3〜4日分の生活用水に相当します。使い方を工夫すれば5日ほどもたせることも可能です。取り出すときは、タンク下部の「非常用取水栓(ひじょうようしゅすいせん)」にホースをつなぐだけ。
| 注意点: タンクの水は飲み水には向きません(衛生管理された水ではないため)。トイレを流す水、食器や手足を洗う水として使いましょう。また、高温のお湯が出ることがあるのでやけどにご注意ください。 |
災害への備えとして、貯水タンクの容量が大きいエコキュートを選んでおくと、「もしも」のときの安心感が大きく変わります。


③ 「かさ上げ」で浸水から設備を守る
エコキュートや給湯器、エアコンの室外機といった電気で動く設備は、水にとても弱いという弱点があります。国のガイドラインでも、電気設備は浸水しない高い場所に設置することが対策の基本とされています。
そこで有効なのが「かさ上げ」。かさ上げとは、機器を専用の台やコンクリートの土台に載せて、足元が水につからないようにする工事のこと。洪水のとき、床が水びたしになる前に椅子の上に立って足を守るイメージです。
- エコキュートは、150mm程度の高さがある土台(エコベース)や高置台に載せる
- 室外機は架台(かだい)に載せてかさ上げする
- 玄関や出入り口には止水板を備える
どのくらいの高さにすれば安心かは、そのお宅の敷地条件や、過去にどこまで水が来たか(浸水深)によって変わります。倉敷市のハザードマップで自宅周辺の想定浸水深を確認したうえで、専門業者と相談して決めるのがおすすめです。
④ 太陽光発電+蓄電池で「電気を止めない」備え
ここまで見てきたように、災害時の困りごとの多くは「電気が止まること」から始まります。トイレの電気部品、照明、スマホの充電、情報収集のためのテレビ――停電すると、これらがいっせいに使えなくなります。
そこで、水回りの防災と合わせておすすめしたいのが太陽光発電+蓄電池の組み合わせです。
- 太陽光発電:昼間、太陽の光で電気をつくる。停電中でも自立運転に切り替えれば電気が使えます。
- 蓄電池:つくった電気を「大きな充電池」にためておき、夜や停電時に使えます。
この2つがあれば、停電しても照明やトイレの電気部品、スマホの充電などを使い続けられます。太陽が出ている限り昼間に発電し、夜は蓄電池でしのぐ――という循環ができるので、停電が長引いても暮らしを止めずにすみます。
オール電化+太陽光発電+蓄電池の組み合わせは、光熱費を抑えながら、災害にも強い住まいをつくる、いま注目の「防災・減災リフォーム」の形です。
気になる費用の目安 ― 倉敷での防災リフォーム
費用は住まいの状況や選ぶ設備で変わりますが、目安を知っておくと計画が立てやすくなります。ここでは倉敷での一般的な目安をご紹介します(正確な金額は現地調査後のお見積もりで確定します)。
停電に強いトイレへの交換
ひだかやでは、人気の節水トイレを本体+工事保証付きのパック価格でご用意しています。たとえば――
- LIXIL アメージュ(+KB31)… 税込162,800円〜
- TOTO ピュアレストQR(+アプリコットF1A)… 税込239,800円
- LIXIL サティス Sタイプ(S6)… 税込338,800円
トイレ交換の工事は基本的に半日ほどで完了します(和式から洋式への変更は、木工事・内装・電気工事が加わり2日ほど追加)。停電時の流しやすさで選ぶなら、タンク内蔵タイプや乾電池対応の機種もご相談ください。

エコキュート・蓄電池・かさ上げ工事
オール電化・省エネ設備は、機種や容量、設置状況で費用が変わります。一般的な目安は次のとおりです。
- エコキュート交換:おおよそ40万〜60万円程度(容量・機種による)
- 家庭用蓄電池:おおよそ100万〜200万円程度(容量による/補助金適用前)
- かさ上げ工事(架台・土台の設置):数万円〜(機器や高さによる)
| 補助金のヒント: エコキュートなど省エネ性能の高い設備は、国の「給湯省エネ事業」などの補助金で費用を抑えられる場合があります。申請サポートまで含めてご相談いただけます。 |
さらにひだかやなら、メーカー保証を延長する「住宅機器設備保証」付き。故障が増える設置5年目以降も無償修理で対応するので、いざというときの設備も安心して長く使えます。
| 値上がり前の検討がおすすめ: 中東情勢や物価高の影響で、メーカー各社の設備価格は今後の値上がりが見込まれます。上記の金額は現時点の目安で、改定される場合があります。設備の入れ替えをお考えなら、価格が上がる前の早めのご相談がおすすめです。 |

倉敷市での施工実績・お客様の声
ひだかやは、倉敷市を中心に水回りリフォームの施工事例を多数掲載しています。トイレ・浴室・キッチン・洗面台の交換から、レンジフードなどの部分工事まで、地域の住宅事情に合わせた施工実績があります。
停電・断水に備えた節水型トイレへの交換や、給湯機の交換にも対応しています。「自分の家と似た事例が見たい」という方は、施工事例ページやお客様の声、Instagramをご覧ください。実際の仕上がりや、ご依頼いただいた方の感想が参考になります。
- 施工事例:https://reform-hidakaya.com/archives/project
- お客様の声:https://reform-hidakaya.com/archives/testimonial
- Instagram(写真で見る施工事例):https://www.instagram.com/hidakaya_corporation/
まとめ:倉敷の「水回り防災」は、備えと設備の両輪で
2018年の西日本豪雨は、倉敷に暮らす私たちに「災害は他人事ではない」という大きな教訓を残しました。大切なのは、その記憶を「次への備え」に変えることです。
- 知識の備え:停電時のトイレの流し方(バケツ6〜8Lを一気に)、簡易トイレの備蓄、ハザードマップの確認。
- 設備の備え:停電に強いトイレ、貯水タンクになるエコキュート、かさ上げ工事、太陽光+蓄電池。
この2つがそろってはじめて、「電気や水が止まっても、家で安心して過ごせる住まい」が実現します。
「うちのエリアの浸水リスクはどのくらい?」「今のトイレや給湯器は災害に強い?」「かさ上げや蓄電池はいくらかかる?」――そんな疑問があれば、まずは倉敷市のハザードマップでご自宅周辺を確認し、地域を知るプロにご相談ください。
| 倉敷市・岡山市・総社市・玉野市・浅口市・笠岡市で、水回りの防災・減災リフォームをお考えなら、ひだかや株式会社へ。 太陽光発電・蓄電池・オール電化・リフォームまで、住まいの「安心」をトータルでご提案します。現地調査・お見積もりは無料です。フリーダイヤル 0120-24-4608/無料見積もり・来店予約・LINEからお気軽にどうぞ。ショールームでは実物を見て、触れて、比較できます。 |

よくある質問(FAQ)
Q1. 停電したら、倉敷の自宅のトイレは流せなくなりますか?
A. タンク式トイレなら、断水していなければ停電中でもタンクの水で1回は流せます。タンクレストイレは電気で水を流すため、停電すると自動では流せません。その場合はバケツ1杯(6〜8L)の水を便器の中心に一気に流してください。停電用の手動レバーや乾電池で流せる機種もあります。
Q2. タンクレストイレは停電時、どうやって流せばいいですか?
A. 多くの機種はコンセントを抜いたうえで、バケツ1杯(6〜8L)の水を便器の中心めがけて一気に流します。少しずつ流すと詰まるので必ず一気に。TOTOなど一部の機種には、側面の手動レバーや乾電池で流せる機能があるので、取扱説明書で確認しておきましょう。
Q3. 断水したとき、お湯や生活用水はどこから確保できますか?
A. エコキュートをお使いなら、貯湯タンク(370〜460L)の水を非常用取水栓から取り出して生活用水に使えます。家族4人で3〜4日分が目安です。ただし飲用には向かないため、トイレや洗浄用に使ってください。
Q4. 倉敷市で浸水しやすいのはどのエリアですか?
A. 2018年の西日本豪雨では真備地区が大きな被害を受けましたが、倉敷市内には高梁川・小田川など複数の河川があり、他の地区にも浸水リスクはあります。倉敷市が公開している「洪水・土砂災害ハザードマップ」で、ご自宅周辺の想定浸水深を必ず確認してください。
Q5. 防災・減災リフォームに補助金は使えますか?
A. エコキュートなど省エネ性能の高い給湯器の設置には、国の給湯省エネ事業などの補助金が使える場合があります。災害・浸水被害の復旧に関する支援制度もあります。適用条件は年度や状況で変わるため、リフォーム会社に最新情報を確認するのが確実です。
Q6. 停電に強いトイレへの交換は、いくらぐらいかかりますか?
A. ひだかやでは、本体+工事保証付きのパックで税込16万円台〜34万円程度からご用意しています(機種による)。工事は基本的に半日ほどで完了します。エコキュートやかさ上げ工事の費用は状況で変わるため、無料見積もりでご確認ください。
※本記事は一般的な情報をまとめたものです。設備の操作方法は機種により異なります。実際のご使用時は各メーカーの取扱説明書をご確認ください。停電・断水時の対応は、状況によって安全確保を最優先に行ってください。